うまい話は高くつくかもしれません

keygenっていうと何を連想しますか?
ssh-keygenを想像したあなたは、私と同じですね。
でも、意味は一つではないことも多いようです。

今時の生活には、ソフトウェアは欠かせません。
ソフトウェアには無償のものもあれば有償のものもあります。
有償のものにもいろいろなものがあります。
無償でお試しができて、有償で解除キーを購入してそれを入力すると無償ソフトウェアの制限が解除されて正式ライセンスを有するソフトウェアとして利用できる、という形式のものも多くなりました。
そうです、その通常は対価を支払って入手する解除キーを生成する、そういう意味がkeygenにはあるようです。

そんなことやっていいんですか?
やっていいわけありません。
この手の行為はグレーではなく、きっちり違法行為です。
でもこれを試みる人は少なくないようです。

そんな違法なkeygenサイトに今回話題のマルウェアは仕掛けられました。
マルウェアの名前はCooperStealerです。
keygenサイトの利用者が入手したくなる形式で、keygenサイトにマルウェアを置いておきます。
そうすると、keyを入手しに来た人のGoogleやFacebookやAmazoneやAppleなどの各種アカウント情報を攻撃者が入手できる、というわけです。

うまい話だとおもったら逆に高くついてしまった、という人が結構な数いたという話でした。

参考記事(外部リンク):This vicious malware will steal your Facebook, Google and
Apple passwords

www.techradar.com/news/this-vicious-malware-will-steal-your-facebook-google-and-apple-passwords

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