学校の先生も大変です。
受け持っているクラスの子供の親からメールが来ました。
そこには、こうあります。
「子どもが宿題の提出をしようとしたんですが、フォームでの送信に失敗したんです。急いでメールで提出させました。」
で、そのメールには添付ファイルが付いています。
そうです、これが提出された宿題のファイルを装ったマクロ付きのファイルなのです。
先生はこのファイルを提出された宿題だと思って開きます。
ここまで来てしまえば、もうあとは普通のランサムウェアと同じ経過をたどります。
企業や病院や公共機関だけでなく、教育機関でも、組織の種別関係なく脅威はすぐそこにあります。
聖域はどこかにあるのでしょうか。
参考記事(外部リンク):Ransomware in the Remote Era: Attackers Impersonate Parents
to Target Teachers
securityintelligence.com/news/ransomware-2020-attackers-impersonate-parents-to-target-teachers/
この記事をシェア |
---|
一緒によく読まれている記事
-
ほぼこもセキュリティニュース
- 悪用されるAvast Anti-Rootkit driver
- Avast Anti-Rootkit driverは、アンチウイルスソフトの構成ファイルの一つですが、これを悪用する活動が観測されています。 以前から多く見られるBYOVD(Br...
-
サイバー領域
- GitGuardian レポート 「The state of Secrets Sprawl 2023」公開/日本語翻訳版はテリロジーワークスが作成
- GitHub等から流出した機密情報をリアルタイムで検知するサービス「GitGuardian Public Monitoring」を提供するGitGuardian社より、昨年に引き...