先日、活動を停止していたと思われるREvilが活動を再開という話がありました。
先行きが不透明な状況ですが、関連する大きなニュースが出てきました。
無料のユニバーサル復号化キーです。
Bitdefenderというセキュリティ対策提供ベンダーがありますが、この会社がREvil被害者向けのユニバーサル復号化キーの開発に成功し、それを無償で提供するというニュースです。
REvilに関する調査が完了していないため、どのようにこのツールが開発されたのかなどの詳細についてはまだ明かせない、ということではありますが、調査が完了する前に少しでも多くの被害者を救済したいということで開発できたツールを公開することになったというのです。
ツールのカバーできる対象は全被害者なのか、ツールの開発には犯罪者内部の協力者があったのか、など知りたいことは多くありますが、まだこういったことはわかりません。
どういった経緯でこのツールが開発できたのかは不明ですが、話によっては単に「被害者支援ツールが出ましたよ」、では済まない話に思えます。
だって、暗号化されたものを復号化できるツールが開発できた、という話ですよ。
話によってはこちらの切り口のほうが大きなニュース、ということになるかもしれません。
いったい何が起こっているのでしょう。
このあたり、最近大きなニュースが多くて驚かされることが多いです。
参考記事(外部リンク):Universal decryptor key for Sodinokibi, REvil ransomware
released
www.hackread.com/universal-decryptor-key-revil-sodinokibi-ransomware/
この記事をシェア |
---|