2025年5月なにが起きた?ほぼこも的セキュリティまとめ

※この記事の全文は、2025年5月に「ほぼこもセキュリティニュース」で取り上げた情報をもとに、生成AIによって自動的に構成・要約しています。

気がつけば1000回。ほぼこもセキュリティニュースも、いつの間にか四桁に突入いたします。
サイバー脅威が尽きないのか、それとも情報が多すぎるのか─
たぶん両方ですが、ともあれ毎日コツコツ積み上げた記録が、ようやく一区切りです。

そんな節目にあわせて、今月から“月イチまとめ企画”を始めます。
忙しい現場の方々に向けて、前月の注目トピックをざっくり総ざらい。
生成AIの力も借りつつ、「そういえば先月こんなこともあったな」を思い出す一助になれば幸いです。

セキュリティの現場はいつも“現在進行形”。だからこそ、少し立ち止まって振り返る時間も大切かもしれません。


それではさっそく、2025年5月のセキュリティ界隈の動きをまとめてみましょう。

サイバーセキュリティトレンドの概観:2025年5月の振り返り

2025年5月のサイバーセキュリティの動向は、新たな脅威の登場と既存のセキュリティ対策の強化が目立った一か月でした。特に、新しいマルウェアの形態や攻撃手法が確認され、企業や個人のセキュリティ対策に対する警鐘を鳴らす事例が多く見られました。

以下に、この期間の主要なポイントをまとめます。

新たなマルウェアと攻撃手法の出現

  • Go言語利用のwiper
    新しいプログラミング言語の普及に伴い、それを悪用したマルウェアが登場。特にGo言語のオープンエコシステムを利用したwiperが確認されました。
  • LOSTKEYSマルウェア
    COLDRIVERという国家支援の背景を持つ脅威アクターによる新しいマルウェア。高度なフィッシング攻撃と偽CAPTCHAを利用し、セキュリティを突破します。
  • Noodlophile Stealer
    Facebookを通じてAIツールを騙り、実際にはインフォスティーラー型マルウェアを配布する手法が確認されました。

脆弱性の発覚とその悪用

  • Cisco IOS XEの脆弱性
    ネットワーク機器における新たな脆弱性が発見され、リモートからの任意のファイルアップロードが可能になる問題が報告されました。
  • ASUS DriverHubの脆弱性
    重要な脆弱性が発見され、リモートからの任意コード実行が可能になる問題が確認されました。

セキュリティ対策と法的措置

  • Pwn2Ownコンテスト
    新たな脆弱性の発見と報告を促すイベントが開催され、多くの新たな脆弱性が明らかにされました。
  • LummaC2のテイクダウン
    広範囲にわたるマルウェアインフラが法執行機関によって停止され、大規模な影響が報告されました。

継続的な脅威とその対策

  • SimpleHelpの脆弱性悪用
    RMMツールがランサムウェアグループに悪用される事例が確認され、企業に対する警告が発されました。
  • ChoiceJacking攻撃手法
    新たに発見された攻撃手法で、公共のUSB充電ステーションを介してモバイルデバイスが侵害されるリスクが報告されました。

総括

2025年5月も、技術の進化と、それに伴う悪用リスクが並行して進む月となりました。
Go言語やRMMツール、公共インフラなど、“便利さ”の裏にあるセキュリティリスクが改めて浮き彫りになった印象です。日常の業務が突発対応に追われないためにも、平時の備えがますます重要になってきています。

5月は、開発者向けツールからモバイルデバイスまで、広範な領域で新たな攻撃が確認されました。インフォスティーラーやChoiceJackingのような手法は、改めて“予想外の入り口”への警戒が必要であることを示しています。
一方、LummaC2のテイクダウンなど、対抗手段が着実に成果を上げたニュースもありました。

完璧な防御は難しくとも、現状を把握し、実行可能な対策を積み重ねていくことこそが、引き続き現実的なセキュリティ戦略といえそうです。

6月も、“今できる対策”を一歩ずつ進めていきましょう。

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