テリロジーワークスは、ホワイトペーパー「日本を標的としたサイバー攻撃:2023年の概観と2024年への予測」を公開いたします。弊社は4年に渡りこのテーマでの分析を行っています。
「①ランサムウェア」「②サプライチェーン攻撃」「③ハッキンググループ」の3視点で2024年のサイバー攻撃のトレンドを予測
次の3つを軸にサイバー攻撃に関する調査・分析結果をまとめています。
- ランサムウェア
- サプライチェーン攻撃
- ハッキンググループ
この記事では、冒頭の「イントロダクション」とリスク評価のサマリー、そしてコンテンツ(目次)を紹介します。ホワイトペーパーでは、40ページにわたり詳細な資料や数値とともに説明しています。ぜひ、以下のボタンからフォームにアクセスし、ホワイトペーパー全文を入手してください。閲覧可能なURLを共有いたします。
イントロダクション(サマリー)
2023年、日本は多くの脅威アクターによるサイバー攻撃の標的となりました。特にランサムウェア攻撃は引き続き増加し、日本企業やサプライチェーンに深刻な影響を及ぼしました。さらに、ランサムウェアによるサプライチェーンの物理的な途絶のみならず、サプライチェーンを利用した攻撃もまた2023年に数多く観測されました。また、地政学的事象への関与もあり、日本は地政学的動機をもとに行動する脅威アクターの注目を集めました。ホワイトペーパーでは、2023年のサイバー脅威の現状と2024年の予測を解説し、日本の組織が身を守るための推奨事項を提供します。
レポートでは、さらに詳細に「イントロダクション」をご説明しています。
「日本におけるサイバーリスク2024」リスク評価
以下の表は、2023年のサイバー攻撃関連の状況やトレンドの評価に基づいて算定した、日本における2024年の各サイバー脅威のリスク評価です。
ランサムウェア トレンド:
ランサムウェア攻撃は、世界中の組織にとって引き続き深刻な脅威です。2023年には前年比で50%以上の増加があり、日本でも30%以上の増加が見られました。これは、金銭目的の脅威アクターにとってランサムウェアが依然として効果的な攻撃手法であることを示しています。国際的な取り締まりは主要グループに対して限定的に行われ、2024年も同様の脅威が続くでしょう。
サプライチェーン攻撃 トレンド:
2023年においても、サプライチェーン攻撃は依然として最も頻繁に使用される手法の一つでした。特に、既知および未知の脆弱性や依存関係を利用したソフトウェアサプライチェーン攻撃や、ランサムウェア攻撃によるビジネス・サービスの中断など、物理的なサプライチェーン攻撃が増加傾向にありました。2024年には、日本企業を狙ったサプライチェーン攻撃の活動は依然として注視されるべきであり、2023年以上の水準での発生が予想されます。
ハッキンググループ トレンド:
ハッキンググループの活動は、絶えず変化する地政学情勢を背景に増加が見られました。2023年は、中国、ロシア、北朝鮮の国家支援のグループおよび地政学的動機に基づくハクティビストが日本に所在する組織にとっての脅威となることが予想されます。このほかに、G7広島サミットといった重要イベントに関連して日本を狙ったハッキンググループによる攻撃が増える可能性があります。
レポートでは、さらに詳細に3つのカテゴリのリスク評価をご説明しています。
「日本を標的としたサイバー攻撃:2023年の概観と2024年への予測」目次
全40ページに渡る本ホワイトペーパーの目次を公開いたします。
レポートは例年同様、大きく分けて3部構成となっております。
- サイバー攻撃2023年の概要(実際どうだったか?)
- サイバー攻撃2024年の予測(これからどうなる?)
- 技術的/組織的な推奨事項(何をすれば良い?)
それぞれの項目において、もちろん日本だけではなく世界で起こっているサイバー攻撃の状況もご説明しています。
2024年のサイバー攻撃はどうなるのか?レポートをご覧いただくには
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