先日、REvilのサイトが停止しました。
このREvilのインフラの停止は、国際的な法執行活動の成果だとされています。
立場が違えば、見え方も違うのでしょうか。
Grooveランサムウェア運営チームが、他の犯罪者たちに、呼びかけています。
「REvilがやられた。報復戦を開始するぞ。復讐だ。」
この呼びかけの中に、こんな一説も含まれています。
「let’s help our state fight against such ghouls as cybersecurity firms」
サイバーセキュリティ会社のようなグールと戦うのを手伝おう、です。
すごい言い方をしたものです。
サイバーセキュリティ会社がグールで、犯罪者である自分たちはそのグールの被害にあっている側、というつもりなのでしょうか。
そもそも自分たちの行っている行為が犯罪行為で多くの人たちを苦しめているということをわかっているのでしょうか。
この呼びかけに対して、はたしてどのくらいの規模の犯罪者たちが呼応するのかはまだわかりません。
しかし、複数のランサムウェアグループと取り締まり側との間で、大きな規模の戦いが始まろうとしているように思われます。
その舞台となってしまうことのないように、日々の運用を確実に実施していくことが必要なのかもしれません。
気持ちを引き締めていきましょう。
参考記事(外部リンク):Groove ransomware calls on all extortion gangs to attack US
interests
www.bleepingcomputer.com/news/security/groove-ransomware-calls-on-all-extortion-gangs-to-attack-us-interests/
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