Trickbotという悪名高いマルウェアがあります。
このマルウェアの開発者の一人が米国で起訴されました。
Trickbotは今時の構造でいろいろな要素部品で構成されていますが、この開発者はランサムウェアを感染端末に持ってくる部分のコードを書いていた人だったようです。
いわゆるローダーですね。
あとこの人はいわゆる中の人もやっていたようです。RaaSのオペレーターっていうんでしょうか。
この人、驚いたことに、個人のホームページにTrickbotの開発中のバージョンを置いていたようです。
で、それが見つかって起訴に至ったようです。
そしてそこから芋づる式に他の関係者も16人の名前が明らかになったようです。
米国司法省のほうではこの16人をすでに確認しているようで、現在着々と調査が行われているようです。
順次起訴されていくのでしょう。
Emotetの次は、Trickbotが終わるのでしょうかね。
まだまだ活発なRaaSは多いですが、どんどん終わっていってほしいものです。
参考記事(外部リンク):US arrests Latvian woman who worked on Trickbot malware
source code
therecord.media/us-arrests-latvian-woman-who-worked-on-trickbot-malware-source-code/
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