Clubhouse、はやっているという話がありましたが、最近はそうでもなくなってきているようでもあります。
とはいっても、まだまだはやっているようです。
人気があるため、犯罪者のターゲットになっています。
Clubhouseはリリースから1年くらいが経過していますが、2021年3月中旬時点ではまだAndroid版がリリースされていません。
そのため、これを使いたい人は、人によってはAndroidからiPhoneに乗り換えよう、という人までいるようです。
そんな感じですので、Androidを使っている人のなかには少なからずClubhouseのAndroid版を待っている人がいるわけです。
しかも本家でAndroid版を開発中、というニュースもあります。
この状況、犯罪者としては格好の状況です。
人気ソフトのAndroid版を装ったマルウェアを作るとみんなダウンロードしてくれます。
普通なら野良サイトからのダウンロードやインストールをしないという人も、こういう状況でベータ版を見つけたみたいな状況になった時にダウンロードしたくなってしまうのかもしれません。
今回確認されているのはまさにそういうもので、偽ソフトが本家そっくりの偽サイトでダウンロードできるようにしてありました。
偽ソフトをインストールした人は、各種人気アプリの認証情報を持っていかれます。
Twitter、WhatsApp、Facebook、Amazon、Netflix、Outlook、eBay、などなど、ジャンルも範囲も広くいろいろな認証情報を持っていかれます。
「私、Android版をいち早く入手できた。やった!!」。
うまい話というものはなかなかないのかもしれません。
落ち着いて行動するように心がける必要がありそうです。
参考記事(外部リンク):Bogus Android Clubhouse App Drops Credential-Swiping Malware
threatpost.com/android-clubhouse-app-malware/164915/
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