7月13日(米国時間)に発生したトランプ前大統領の銃撃事件を受けて、Cyabra社とコンステラセキュリティジャパンは、ソーシャルメディア上での議論に関する分析レポートをそれぞれ作成いたしました。
①Cyabra版レポート「トランプ氏暗殺未遂:Cyabraによる偽情報レポート」
Cyabra社は事件発生後、いち早くSNS上での偽情報に関する情報の収集・分析を行い、翌14日にフラッシュレポートを発表しました
レポートは弊社において日本語翻訳を行いました。
Cyabraは、AIドリブンのSNS分析プラットフォームを提供しています。
Cyabra版トピック:偽アカウントは「銃撃はトランプ陣営による自作自演」というシナリオを拡散
Cyabraは、X、Facebook、Instagram、TikTokにおける、偽のプロファイルを持つアカウントによる大規模な影響を明らかにしました。誤ったナラティブは、影響力のあるアカウントを介し、事件が発生してたった数時間の間に何億ものインプレッションを得るほどに拡散されました。
広まっている主な誤ったナラティブは、「トランプ氏が、大統領選挙前に票を集めるためにこの銃撃を計画した」という主張です。
②コンステラセキュリティジャパン版 レポート「トランプ氏銃撃事件に関するソーシャルメディア上の日本語での議論の概観」
弊社アナリストも同様に、X、Facebook、YouTube、TikTokにおいて、銃撃事件に関して日本ではどのような議論が行われているのかの観察を実施しました。対象期間はCyabraとは異なり事件直後の数時間に限定せず、事件当日から4日目(2024年7月14日 JST ~ 2024年7月17日 JST)までを含みます。
日本においては、特にXで議論が活発であったとみられます。
コンステラ版トピック:日本語アカウントでは、日本特有の状況に関連した複数の話題への言及
Cyabraが分析したような英語で議論されているものと同じ内容のほかに、日本語で投稿されるアカウントでは、安倍元首相とトランプ前大統領の関係性や2022年の安倍元首相銃撃事件に関連付けた言及、日本のメディアにおける出演者の発言に関連した言及などが見られました。
①+② 2つのレポートをお読みいただくには
2つのレポートにご興味をお持ちの方は、フォームよりご登録ください。
※フォームに記載されております注意事項をよくご確認のうえ、お申込みください。
※レポートを許可なく複製、転送、転用、など二次利用することは固くお断りいたします。
この記事をシェア |
---|
一緒によく読まれている記事
-
- 壊れたオフィス文書
- オフィス文書を処理するアプリケーションには、Office修復ツールが提供されています。 これを悪用する手口が出てきました。
-
- 企業・組織のサプライチェーンを守る:経済産業省が新たなセキュリティ対策評価制度(格付け)の構築へ
- ※「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」は、2024年9月現在検討中の項目です。詳細は経済産業省より発表される最新の情報をご確認ください。 Bitsightと他...